【パティシエ時代のクリスマス体験談】生クリームにまみれて

こんにちは!

 

メリークリスマス!イブ!

クリスマスと言えばケーキですね。

ケーキ屋さんは今頃大忙しでしょう。

 

わたしがケーキ屋でパテシィエをしていた時の体験談をお話しします。



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あれは20年前。

私の初就職での最初のクリスマスの時です。

私が働いてた店は個人店で主に卸し用のケーキを製造していました。

 

パティシエは4人。

デコレーションケーキを300台程作りました。

 

仕込みはだいたい11月終わり頃からスタート!

とにかく通常の仕事と並行しながらひたすらスポンジケーキを焼くと

いう工程です。

毎日とにかくスポンジケーキに追われ、コックコートは生地と小麦粉に

まみれてました。

 

だいたい12月21日頃からケーキの引き取りがはじまりそれが25日まで

続く感じです。

それにむけてイチゴやケーキの飾りを発注。

 

クリスマスになるとイチゴが高騰し、取り合いになるので確保するのが

大変です。バターなどもそうでした。

業者さんも優先順位があって(日頃の発注量など)お得意さんが

優先になります。

 

うちの店はその辺は融通がきいたのであまり困らなかったですが

小さいお店などは確保が大変かもしれないですね。

 

あと、イチゴは腐りやすいので納品日や数を調整するのが大変でした。

 

20日くらいから今度はひたすらイチゴのヘタとりとカット。

そして大量の生クリームを泡立てて仕事を分担してデコレーションです。

 

ひたすら塗る人、ひたすら絞る人、ひたすらイチゴのせる人っと

順番に休憩をとりつつほぼ徹夜でした。

 

作業場は暖房ができないので底冷えする中震えながら仕事してたのを

思い出します。

休憩は段ボールをひいて少し横になったりと悲しい感じでした。

 

これがパティシエ時代のリアル体験記です!

これを経験してもうパティシエやりたくない!!っと思ってしまいましたが。

ほんと、もう力仕事ばかりです。

はっきり言って女性には大変な職業だと思います。

 

私は3年程で辞めてしまいましたが続けている女性パティシエさんは尊敬しますね。

 

クリスマスケーキは汗と涙の結晶です笑

おいしく食べてもらえたら嬉しいですね♪

 

私はと言えばクリスマスケーキを食べる予定もなく仕事しておわりです。

甘いものよりチキンが好きなので今夜の晩酌にコンビニでチキン買ってきます。

 

それではまた!



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