【お菓子作り♪上手な道具の使い方|ハンドミキサー編】

こんにちは!

 

初めてハンドミキサーを購入した方、使ってるけど上手に使えない方などの為に

パティシエ兼料理人のHANAりんが基本のハンドミキサーの使い方をご紹介します。

 

目次

準備

まず、コンセントを入れる前にビーターをカチッと音がするまで本体にセットしましょう。

電源を入れてからセットするともしもスイッチが入ってしまった時に危ないです。

コンセントをさす前にスイッチがオフになってることも確認しましょう。

 

ビーターが綺麗か確認するのも忘れないように!

汚れているとメレンゲなどが泡立たないことがあります。

 

どんなボールを準備すればいいの?

【大きさ】

ボールは深めで少々大きめのボールを用意してください。

浅いと生地が飛び散ってしまう原因になります。

 

ボールも小さすぎるとビーターが底まで入らず混ぜにくいです。

ただ、混ぜる食材が少量の場合は大きいボールだと混ぜにくいので作る量によってボールの大きさを選びます。

卵類や生クリームは泡立てると量がかなり増えます。大き目のボールで作業しましょう。

【素材】

ボールの素材は何でも大丈夫です。

金属製のものを使用すると金味がでてしまうという意見もありますが

そんなにガチャガチャとボールにあてたりしないので気にするほどのことではありません。

 

ただ、ホーローなどの金属が剥がれてしまうような素材は使用しないようにしてくださいね!



スポンサーリンク

準備しておくと便利なものとは?

ボールの下にひくフキンを準備しましょう。

フキンは乾いたものではなく濡らして固く絞ったものを四つ折りくらいにしておきます。

ボールの下にひくことでボールが安定し、ビーターが当たった時の音も抑えられます。

 

ゴムベラや、カードなども準備しておきます。

ボールの側面に生地が飛び散ってしまうのでその生地を綺麗に真ん中に集めるのに使用します。

スピード切り替え

ハンドミキサーはだいたい3段階か5段階に回転する早さが切り替えできるようになってますね。

だいたい、3段階の場合は低速、中速、高速の3段階で分けられます。

5段階の場合は1段階が低速、3段階が中速、5段階が高速と考えて使ってください。

 

基本の使い方

ボールに混ぜたい食材をいれておきます。

その中にビーターを入れて低速でスイッチをいれます。

食材や作りたいものによりますが低速から中速、高速へというのが基本です。

粘度がない生クリームなどの液状のものはとにかく飛び散りやすいので気を付けましょう。

 

注意したいのはスイッチをいれたまま食材に突っ込んだり、だしたりしないように!

よく初心者の方がやっていまいがちなのですが、そうするとビーターについた生地がまわりに飛び散り

大惨事になります(笑)

とにかく食材に触れている間に電源をオフにしたりオンにしたりします。

 

 

 

スポンジケーキの共立てを作る時のコツ

卵と砂糖をボールに入れて、湯銭で人肌程度まであたためます。

この時は泡だて器を使ってくるくると混ぜながら温めましょう。混ぜないと周りから卵が固まってしまいます。

指を突っ込んで少し暖かいくらいでOKです♪

ここからハンドミキサーです。

ボールを斜めにしてミキサーも斜めにします。

ビーターを卵の中に入れて低速でまわします。そこから中速、高速と切り替えていきます。

泡立ってないのに高速にしたり、ボールが小さいと飛び散ります。

基本的にミキサーは動かさないで一定のポジションで少し斜めにして空気をたくさん含ませるようにします。

卵3個分で2L容量のボールでやったら小さかったです。

大き目のボールでやりましょう!

泡立ち始めてから傾けないと飛び散るので様子を見ながら傾けてくださいね。

キメの細かい揃った生地を作るには最後に低速で2-3分程ぐるぐるとまわして生地を均一にしましょう。

この、ボールをまっすぐに置きミキサーを垂直になるように使います。

画像のように生地に波のような跡が残るくらい泡立っていることも確認してくださいね。

全卵の場合は分離したりしないのでしっかり泡立てましょう。

泡だて器に持ち替えて大きく、くるくると回転させて生地を均一にします。

大きい泡などをここで消して、生地を落ち着かせます。

泡だて器で生地を持ち上げて八の字がかけるくらいだったらOKです!

 

メレンゲを作る時の使い方とコツ


卵白が入ったボールを少し傾けて、ビーター部分を卵白の中にいれます。

いれたらスイッチを低速でまわしましょう。

 

次に中速、高速とスイッチを切り替えます。

基本はスポンジケーキのやり方と一緒です。

砂糖を加える時は必ずスイッチを切ってからいれます。

そのたびに低速から高速と切り替えながら混ぜましょう。

卵白はからまりやすいのでボールの底にあてなくても泡立ちます。

たまにくるくると円を描くように動かしてあげましょう。

 

最後に低速にしてボールをまっすぐにおき、ミキサーも垂直にたてて同じようにくるくると動かして

泡を均一にしてからスイッチを切ります。5回くらい回せばOKです。

 

切ってからゆっくりとビーターを上にあげてツノがたったら出来上がりです。

糖分が少ないメレンゲはたてすぎると分離してしまうので注意してくださいね。

 

ホイップクリームを作る時のコツ

生クリームは一番とびちりやすいので気を付けて作りましょう。

なるべく深くて大き目のボールを推奨します。

 

ボールに生クリームを入れてそこにビーターをいれます。

そして、スイッチを入れ低速で回します。

 

5段階あるものは2段階くらいまでスイッチを切り替えとろみがつくまで我慢します。

だんだんとろみがついてきて泡立ってきたら中速にします。

ここで我慢しないで高速にすると飛び散りまくるので気を付けましょう!

 

生クリームの場合、高速にすると飛び散ってしまいます。

最高でも中速程度でいいと思いますが急いでる時は、飛び散り覚悟でやってください(笑

 

動物性の生クリームの場合急に固くなり分離するのである程度たってきたら中速から低速にして様子を見ながら

スイッチをすぐに切れるようにしておきます。

 

植物性の生クリームは泡立つのに時間がかかります。

焦って高速でまわすとすぐに飛び散りますので我慢しましょうね。

 

バターやクリームチーズなどを泡立てる時のコツ

バター、クリームチーズは固形なので固いですね。

レシピにもよりますが通常は常温に戻してから泡立てます。

 

固い食材も同様に低速からスタートです。

このバターやクリームチーズ、単体ではあまり泡立ちません。

砂糖などを加えると泡立ちますがそれまでは低速から中速程度で混ぜます。

 

バターも高速にするととびちりやすいので生地によってですが最高でも中速でいい思います。

高速でやりたい方は飛び散り覚悟で・・・・

 

ミキサーは垂直に立ててくるくると小さく円を描きながら混ぜます。

こまめに動かして、側面についた生地を途中で真ん中にかき集めましょう。

 

こちらでハンドミキサーをご紹介してます♪

【お菓子作りにあると便利なハンド(電動)ミキサー】プロも使うおすすめベスト6選

まとめ

電動ミキサーの使い方は参考になったでしょうか?

今回は、よく使いそうなもので例をあげてみました。

ケーキ屋では卓上の業務用ミキサーを使用するのでハンドミキサーは使いませんが

学生の頃から使っていたので習得したやり方です。

 

何度も使ってるうちにコツがつかめてくると思います。

とにかく使ってコツを習得してください!

ここまで読んでいただきありがとうございました。



スポンサーリンク